9/13(火)の日記

2022.09.13

8時20分に起きた。朝は家に誰もおらず、台所の机の上に置いててくれたホットドックを食べて、髪を整えて、少しボーとする。

9時になったので、りゅーまちさんとの打ち合わせ。先週に引き続き、日記サービスのコンセプトづくりを進める。

今日は「なぜ日記を書けないのか」という視点から、色んな意見を付箋に書き出していった。

たくさんの付箋がmiroのボードを埋めていく。似たような意見の付箋をグルーピングしていくと、思考が整理されていく感じがして気持ちいい。

日記を書けない理由として、「入力画面の空白がこわい」というのがあって、たしかにそうだなと思った。空白が目の前に広がっていると、たくさん書かないといけない気がして、少し脅されている感じがする。ラインみたいな1行しかない入力欄にしたら、そんなに脅迫感を覚えずに書くことができるのかも。

そのほかにもたくさんアイデアの種が生まれて嬉しかった。

夕方から新倉敷でハンコ屋の椿山さんとの打ち合わせがあるので、お昼からは倉敷で仕事しようと思って、11時過ぎに家を出発。

12時くらいに倉敷駅に着いて、アリオとアウトレットを少し散歩。秋服が少ないので買いたいな〜って思ったけど、彼女と秋服を一緒に買いに行く約束をしていたのでやめといた。

そのあと、タリーズでコーヒーを飲みながらお仕事。書類仕事が溜まっていたので、それを片付ける。

LINEアプリ開発の案件がくるかもしれなくて、前もって仕様についての質問を受けていたのだけれど、僕自身もそんなに詳しくないので、友人のエンジニアにちょっと時間取ってもらって質問。過去にLINEアプリの開発をしたことがあるそうで、めちゃめちゃ詳しかった。もし、開発することになったら手伝いますよ〜と言ってもらえて心強い。持つべきは仲間ですなあ。

そんなこんなしているうちに15時すぎて、りゅーまちさんが倉敷駅に到着したようなので、椿山さんに向けて出発。

椿山さんに到着して、30分くらいアニメの話などの雑談をしてから、コンセプトワークを始める。

まずはビジョンを決めるために、椿山さんの将来なりたい姿をヒアリングしていく。「売上を伸ばしたい」や「ハンコを使って欲しい」といった身近な話がでるかと思いきや、「ものづくりをする人のこだわりを知ってほしい」、「人に感動してもらいたい」、というようなすごく大きな視点の話になってびっくりしたし、僕自身もクリエイターとしてすごく共感した。

決まったビジョンはこんな感じ。

「ものづくり」の技術の凄さを伝え、人々に驚きと感動を与える。

めちゃめちゃかっこいい。素晴らしいビジョンが固まったぞ。

ビジョンが決まったあとは、椿山さんのブランディングのコンセプトづくり。まずは、いま椿山さんが考えている課題や、ハンコ業界の問題点など、不満を書き出していく。その中で出てきた意見をより深掘りしたり、あえて逆に考えてみたりして、付箋を増やしていく。

机いっぱいに付箋が出てくると、自分がとてもクリエイティブなことをしている気分になれる。その一方、これがコンセプトにまとまるのだろうかと少し不安。

いったん付箋が出揃ったタイミングでグルーピングしていく。お、だんだんストーリーができてきたぞ。面白い。

いろんな仮の物語を作りながら、しっくりくるブランドストーリーを探っていく。

そして、出来上がったコンセプトは【おすすめしたくなる、贈りたくなるはんこ屋さん】

コスパやタイパが良いことが重視される現代において、人におすすめしたくなる、贈りたくなるはんこを提供することによって、人とのつながりから得られる喜びを味わってほしい。そうすることで、ものづくりへの豊かな感受性が育まれ、毎日を丁寧に生きていくことができ、ハピバ(ハッピーパフォーマンス)が最大化される。

そんな想いが込められている。

そのあと、コンセプトができた気持ちよさのまま飲み会へ。経営をしているもの同士の会話は楽しかった。

おやすみなさい。

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